運行管理者試験(旅客)を受けたいとき、まず知りたいのは「いつ受けられるのか」「いつまでに何をすればいいのか」ではないでしょうか。結論から言うと、試験は年2回(8月頃と3月頃)、**CBT(パソコンで受ける試験)**で実施され、申請は受験の1〜2か月前に締め切られます。この記事では、運行管理者試験センターが公表している直近の日程(令和8年度第1回)を例に、申込みの流れと注意点を整理します。
日程・手数料は回ごとに公表されます。この記事の数字は2026年10月26日時点で試験センターが公表していた令和8年度第1回のものです。次回の最新情報は、必ず試験センターの公式サイトで確認してください。
試験はいつ受けられる? 年2回・約1か月の受験期間
試験センターのトップページには、試験は貨物と旅客の2種類があり、年2回(8月頃、および3月頃)、それぞれ1か月程度の期間で実施すると書かれています。1回目の日程は5月頃、2回目の日程は11月頃にホームページ等で知らせる予定とされています。
CBT方式なので、「全員が同じ日の同じ時刻に受ける」のではありません。受験期間のなかから、自分で会場と日時を選んで予約します。
直近の令和8年度第1回の公表内容は次のとおりです。
つまり、受験期間が始まる約8週間前に申請が始まり、約3週間前には申請が締め切られていました。「受験期間になってから申し込む」ことはできない点に気をつけましょう。
次の試験(令和8年度第2回)はいつ?
2026年10月26日時点では、令和8年度第2回の日程は試験センターの要項データに載っていません。トップページの案内では、2回目の試験の日程は11月頃にホームページ等で知らせる予定とされています。
3月頃に受ける場合は、年が明けてすぐに申請期間が来ると考えて準備しておくのが安全です。ただし、具体的な日付は公表を待つ必要があります。推測で日程を決めず、11月以降にトップページの「試験日程」を確かめてください。
受験資格に「基礎講習の修了」を使う人は、講習の日程も合わせて考えます。申請期間より前に講習を修了しておくか、修了予定で申請して指定の期日までに修了する必要があります。くわしくは 受験資格の記事 にまとめています。
受験にかかる費用
令和8年度第1回の公表値は次のとおりです。
受験手数料の支払い方法は、試験センターの案内でコンビニ決済・クレジットカード決済・ペイジー決済から選べるとされています。手数料は回ごとに公表されるため、次回分は公式サイトで確かめてください。
申込みの流れ: 申請→審査→予約・支払い→当日
試験センターの「新規受験の概要」では、申請から当日までの流れが次のように示されています。
申請のときに用意するもの
案内に書かれている主な条件は次のとおりです。
- 本人確認書類: ファイルサイズは10MB以内
- 顔写真: 6か月以内に撮影したJPEG形式の写真
- 受験資格を示す書類: 実務経験で申請する人は実務経験承認者の承認、基礎講習で申請する人は基礎講習の修了証等の写し(修了予定の人は期日までにアップロード)
審査には1週間〜10日ほどかかります。申請の締切ぎりぎりに出すと、書類の不備が見つかったときに間に合わないおそれがあります。余裕をもって申請しましょう。
修了予定で申請する人の注意
基礎講習を「修了予定」で申請した場合、指定の期日までに講習を修了して修了証等の写しを登録しないと、書類の審査が完了せず、受験できません。講習の修了が遅れそうなときは、その回の申請ではなく次の回を検討することになります。
会場と当日の持ち物
試験会場は、札幌から沖縄まで全国に設けられています。会場と日時は、審査完了後にCBT試験専用サイトで自分で選びます。人気の日時は早く埋まることがあるため、案内メールが届いたら早めに予約するのがおすすめです。
当日は、**顔写真付きの本人確認書類(運転免許証など)**を持って、予約した会場へ行きます。受験確認書メール(スマートフォンの画面でも可)は持参するよう案内されていますが、持参しなくても受験自体はできるとされています。受付の締切時間があるので、時間に余裕をもって到着してください。
試験は会場のパソコンで受けます。試験結果レポートは、本番の画面には表示されません。
申込み前に確認したい3つのこと
- 受験資格を満たしているか: 実務経験1年以上か、旅客の基礎講習の修了かのどちらかが必要です。貨物の基礎講習では旅客試験の受験資格になりません(受験資格の記事)
- 試験の中身: 旅客は道路運送法8問を含む30問で、総得点18問以上などの基準があります(試験の概要の記事)
- 学習の期間: 申請期間と受験期間のあいだに学習時間を確保できるかを逆算します
学習の進め方に迷ったら、運行管理者(旅客)講座 で授業の範囲を確認してみてください。料金は月額 1,234円〜(年額プラン14,800円・一括払いの月あたり)で、月額プランは2,980円です。最新の料金は講座ページで確認してください。
よくある質問
Q. 試験は年に何回ありますか?
貨物・旅客とも年2回で、8月頃と3月頃にそれぞれ1か月程度の期間で実施されます。
Q. 試験日は決まっていますか?
受験期間のなかから、自分で会場と日時を選んで予約します。ただし会場予約の締切や、申請期間は決まっているので注意してください。
Q. 申込みは書面でもできますか?
できません。試験センターの案内では、申請は書面では受け付けないとされています。
Q. 次回の日程はどこで確かめますか?
運行管理者試験センターのトップページで公表されます。2回目の日程は11月頃に知らせる予定と案内されています。
まとめ
- 運行管理者試験は貨物・旅客とも年2回(8月頃・3月頃)、約1か月の受験期間のCBT方式
- 令和8年度第1回は、申請が6/15〜7/15、受験が8/8〜9/6、受験手数料6,000円(別にシステム利用料660円)
- 申請後の審査に1週間〜10日。審査完了後に会場・日時を予約して支払う
- 次回の日程は11月頃に公表予定。申請の締切は受験期間の前なので、公式サイトで早めに確認する