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試験の基礎

運行管理者(旅客)の合格率は? 令和8年度第1回は42.7%、数字の読み方も整理

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運行管理者試験(旅客)の合格率を、試験センターが公表した令和8年度第1回の受験者7,128人・合格者3,047人・42.7%で確認。合格率の意味と、合格基準が固定である点、貨物との違いも整理します。

トーレス先生
トーレス

運行管理者試験(旅客)の合格率を、試験センターが公表した令和8年度第1回の受験者7,128人・合格者3,047人・42.7%で確認。合格率の意味と、合格基準が固定である点、貨物との違いも整理します。

この記事の要点

  • 旅客の令和8年度第1回(8月8日〜9月6日実施)は、受験者7,128人・合格者3,047人・合格率42.7%(試験センター公表)
  • 合格率は「受験者のうち合格した人の割合」。合格基準は総得点18問以上などで固定されており、上位何%という相対評価ではない
  • 同じ回の貨物は受験者29,323人・合格者12,061人・41.1%。旅客は受験者が約4分の1で、数字は回ごとに動く
  • 年度ごとの推移は、試験センターの「結果発表」で最新の公表値を確認する
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運行管理者試験の旅客は、難しい試験なのか、それとも受かりやすい試験なのか。受験を考えるとき、まず気になるのが合格率です。この記事では、運行管理者試験センターが公表している直近の回の数字を確かめたうえで、合格率の意味、合格基準との関係、数字の見方を整理します。

旅客の合格率は? 令和8年度第1回は42.7%

試験センターの「結果発表」ページに、直近の回の実施状況が載っています。令和8年度第1回(実施期間は令和8年8月8日から9月6日。プロメトリックの合格者の発表ページに記載)の旅客の数字は次のとおりです。

項目 旅客
受験者数 7,128人
合格者数 3,047人
合格率 42.7%
不合格だった人 4,081人(受験者数から合格者数を引いた数)

3,047 ÷ 7,128 を計算すると約42.7%で、公表されている合格率と一致します。受験した人のおよそ10人に4人が合格した計算です。

上の数字は、このページを確認した2026年10月30日時点で、試験センターが「令和8年度第1回」として公表していたものです。次の回の結果が出ると、公表される数字は入れ替わります。最新の値は試験センターの「結果発表」で確認してください。

合格率の意味 — 「受験者に対する合格者の割合」

運行管理者試験で公表される合格率は、受験者数に対する合格者数の割合です。申込みをしたが受験しなかった人は含まれません。

ここで大切なのは、この試験の合格が相対評価ではないことです。試験センターの案内では、合格基準は次のとおり書かれています。

条件 内容
総得点 原則として、満点の60%(30問中18問)以上
分野ごとの最低正解数 (1)〜(4)の出題分野は各1問以上、(5)の分野は2問以上

合格者の人数を先に決めて上位から選ぶ方式ではなく、基準を満たした人が合格します。ですから、合格率が低い回に受けたから不利、高い回だから有利、という性質のものではありません。自分が基準を超えられるかどうかが、そのまま結果になります。

合格率から読み取れること・読み取れないこと

42.7%という数字から言えることと、言えないことを分けておきます。

言えること 言えないこと
令和8年度第1回では、受験者の約4割強が合格した 「毎回4割が受かる」(回によって数字は動く)
受験者の約6割弱は合格しなかった(4,081人) 不合格の理由が総得点か、分野ごとの最低正解数かは公表値からは分からない
合格基準は固定なので、基準を超えれば合格できる 「勉強時間◯時間で受かる」(受験者の背景はさまざま)

特に、不合格の内訳は公表された数字からは読み取れません。総得点が足りなかったのか、ある分野が0問だったのかは、合格率だけでは分かりません。

旅客と貨物の合格率を並べると

同じ回(令和8年度第1回)の貨物は、試験センターの公表で次の数字でした。

区分 受験者数 合格者数 合格率
旅客 7,128人 3,047人 42.7%
貨物 29,323人 12,061人 41.1%

この回は旅客が1.6ポイント高くなっています。ただ、旅客と貨物は出題分野(1)の法令が違うだけで、問題数(30問)と合格基準は同じです。数字の差は、受験した人の顔ぶれや、その回の問題との相性によるもので、旅客のほうが易しい試験と読むのは早計です。

もう一つ目に付くのは受験者数の違いです。旅客の受験者は貨物の約4分の1です。受験者が少ないほど、1回ごとの合格率は動きやすくなります。1回の数字で一喜一憂するより、複数回の数字を見て傾向をつかむのが現実的です。

年度ごとの推移を調べるときの注意

合格率の推移を調べると、民間の予備校や情報サイトの集計がたくさん見つかります。使うときは次の点に注意してください。

  • 回を確かめる:運行管理者試験は年2回(8月頃と3月頃)で、年度の中に「第1回」「第2回」があります。年度の数字か、回の数字かを見分けます
  • 旅客と貨物を取り違えない:同じ表に両方が並んでいることが多く、読み違えやすい部分です
  • 出典を確かめる:数字の出どころが試験センターの公表かどうかを見ます。公表値と集計サイトの値が、小数点以下で食い違うこともあります
  • 公表の範囲:試験センターのページが載せているのは、直近の回の実施状況です。古い回は、そのページから消えていることがあります

この記事では、確かめられた令和8年度第1回の数字だけを載せました。ほかの回の数字は、試験センターの最新の公表で確認してください。

合格率を、勉強の方針にどう生かすか

合格率そのものより、合格基準の構造のほうが勉強の方針に直結します。

  1. 総得点は18問:30問のうち、6割を取れば足ります。満点を目指す必要はありません
  2. どの分野も0問にしない:(1)〜(4)の各分野で1問以上、(5)の実務で2問以上が必要です。苦手分野を捨てると、総得点が足りていても不合格になります
  3. 配点の大きい分野を土台に:道路運送法8問、労働基準法6問、実務7問は問題数が多い分野です。ここで安定して得点できると、18問に届きやすくなります
  4. 計算を練習する:拘束時間・休息期間・運転時間の計算は、手を動かして練習した人が得点しやすい部分です

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よくある質問

Q. 旅客の合格率はどのくらいですか。

試験センターの公表では、令和8年度第1回は受験者7,128人、合格者3,047人で、合格率は42.7%でした。回ごとに数字は変わります。

Q. 合格率が低い回は、基準が厳しくなりますか。

いいえ。合格基準は総得点18問以上と分野ごとの最低正解数で、回によって変わる相対評価ではありません。基準を満たせば合格できます。

Q. 旅客と貨物はどちらが受かりやすいですか。

令和8年度第1回は旅客42.7%、貨物41.1%でした。問題数と合格基準は同じで、差は受験者の顔ぶれなどによるものです。勤め先の事業に合う区分を選びましょう。

Q. 昔の合格率は、どこで確かめられますか。

試験センターの「結果発表」で直近の回を確認できます。古い回は民間サイトにも載っていますが、回と区分、出典を確かめてから使ってください。

まとめ

  • 旅客の令和8年度第1回は、受験者7,128人・合格者3,047人・合格率42.7%(試験センター公表)
  • 合格率は受験者に対する割合。合格基準は総得点18問以上と分野ごとの最低正解数で、相対評価ではない
  • 同じ回の貨物は41.1%。回ごとに動くので、1回の数字より基準の構造を意識して勉強する
  • 最新の数字は試験センターの「結果発表」で確認する

合格率は、挑戦する価値を測る目安にはなっても、自分が合格するかどうかを決める数字ではありません。決めるのは、18問と分野ごとの最低正解数に届くかどうかです。

参考にした情報

記事の内容は、記載の日付時点で確認した情報にもとづいています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。内容に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。

2026年10月30日約8分で読めます
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