2級管工事施工管理技士の第一次検定は、前期と後期の年2回行われ、申込みはインターネットのみです。令和8年度(2026年度)は、前期が6月7日(日)、後期が11月15日(日)でした。この記事では、全国建設研修センターの受検の手引をもとに、日程・申込みの流れ・受検手数料・当日の注意点を整理します。「いつ受けられるのか」「どう申し込むのか」を知りたい人向けの記事です。
試験日程は? 令和8年度の前期・後期
2級管工事施工管理技術検定は、国土交通大臣の指定を受けた一般財団法人 全国建設研修センターが実施しています。第一次検定は年に2回あり、令和8年度の日程は次のとおりです。
後期の試験日は、第二次検定と同じ日です。前期と後期のどちらで合格しても、得られるのは同じ「2級管工事施工管理技士補」の資格です。
この記事を書いた時点(2026年11月1日)で、令和8年度の後期は申込受付がすでに終わっています。全国建設研修センターは「申込受付期間を過ぎた場合は、いかなる理由があっても受検申込できません」と案内しています。次に受検するなら、令和9年度の日程と申込受付期間の公表を待つことになります。令和9年度の日程は、確認した時点では公式サイトに載っていませんでした。
令和9年度の日程は? いつ分かるか
令和9年度の実施日程は、2026年11月1日時点の全国建設研修センターのページでは確認できませんでした。令和8年度は、前期の申込みが3月上旬、後期の申込みが7月中旬に始まっています。ただし、この時期が毎年同じとは限りません。日程・申込受付期間・手数料は年度ごとに変わるため、受検する年度の最新の情報は、必ず全国建設研修センターの公式サイトで確認してください。
準備だけは、日程の公表前から進められます。申込みに必要な顔写真データや住民票コードは、事前に用意しておけます。
申込みはどうやる? インターネットのみ
第一次検定のみの申込みは、全国建設研修センターのホームページからインターネットで行います。紙の申込書を使う方法はありません。受検の手引には、「第一次検定のみ」の申込みは、新規受検・再受検の区分なく同じ方法だと書かれています。
受検資格
第一次検定の受検資格は、その年度中に17歳以上になることです。学歴や実務経験は問われません。令和8年度の受検の手引には、「平成22年4月1日に生まれた者も含む」と書かれています。年度末までに17歳になれば受検できる、ということです。
申込みの前に準備するもの
受検の手引では、事前の準備として次の2つが挙げられています。
顔写真の規格は細かく決まっています。主なものは次のとおりです。
- 正面を向いた上半身で、高さと幅の比率がおおむね4:3
- 申込みの前の6か月以内に撮影したもの(白黒でも可)
- 無背景で、明るさやコントラストが適切、影がないもの
- 前髪で目元や輪郭が隠れていない、眼鏡の反射がない
- サングラス・マスク・帽子などを着用していない、笑顔ではない
後期の受検の手引には、「顔写真データが規格に合わないため、受検できないケースが増えています」という注意が載っています。自撮りでバランスがゆがむ、棚などの背景が写り込む、屋外や車内で撮って背景が写る、といった例が挙げられています。写真は、白い壁の前で正面から撮り直すくらいの気持ちで準備すると安心です。
受検手数料はいくら? 支払い方法は
第一次検定の受検手数料は6,350円で、消費税は非課税です。インターネットで申し込む場合は、これとは別に**事務手続手数料250円(税込)**が必要です。全国建設研修センターのページに、そう書かれています。
支払い方法は、クレジットカード決済かコンビニエンスストア決済から選びます。令和8年度後期の手引に書かれていた注意点は次のとおりです。
- コンビニ決済を選べるのは、申込受付の締切日の3日前まで
- 払込期限は、申込受付の締切日と同じ日
- 払込期限までに受検手数料の払込みがないと、申込みが無効になる
つまり、締切日の直前に申し込んでコンビニ払いを選ぶことはできません。余裕をもって、受付期間の早い時期に手続きするのが安全です。
受検手数料は申込み後の取消しにも条件があります。令和8年度後期の手引では、10月9日(金)の消印有効で「受検辞退届」を郵送した人に限り、取消しを受け付けるとされていました。返金は、郵送料・為替発行料を差し引いた金額が普通為替で戻ります。申し込む前に、日程の都合をよく確かめておきましょう。
試験当日のスケジュールと持ち物
令和8年度後期の例では、試験当日の流れは次のとおりでした。
試験地は、札幌・青森・仙台・宇都宮・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇の14地区でした。試験会場は受検票でお知らせされます。受検票は、後期なら10月26日に普通郵便(ハガキ)で発送されました。
当日に必要なものは、次のとおりです。
- 受検票(ないと受検できない。紛失したときは事前に問い合わせ、当日に会場の受付で再発行の手続きをする)
- 筆記用具(HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
- 時計(計算機能・通信機能などのないもの)
マークシート方式のため、ボールペンや万年筆は使えません。電卓も使えません。また、自動車・バイク・自転車での来場は断られています。公共交通機関で、時間に余裕をもって向かいましょう。
第一次検定のあとの流れ
前期に合格したあとで第二次検定を受ける場合は、第二次検定の申込受付期間内に、あらためて手続きが必要です。第一次検定に合格すると「2級管工事施工管理技士補」の資格が得られ、第二次検定に合格すると「2級管工事施工管理技士」になります。
試験の問題と正答は、試験の翌日から1年間、全国建設研修センターのホームページで公表されます。令和8年度後期の例では、2026年11月16日(月)13時から公表されると案内されています。試験の内容や合格基準は、2級管工事施工管理技士の第一次検定とは?で整理しています。
日程に合わせた勉強の進め方
申込みの時期がはっきりしたら、受検する回から逆算して学習計画を立てます。第一次検定は、機械工学等・施工管理法・法規の3つの検定科目からなります。範囲は広いので、試験日の数か月前から、毎日少しずつ進めるのが現実的です。
2級管工事施工管理技士講座では、第一次検定の範囲を、一般基礎・空調と換気・給排水衛生・設備全般・施工管理・法規の順に、動画の授業で学べます。前期を受けるか後期を受けるかに合わせて、学習のペースを選べます。なお、第二次検定(記述式)は講座の範囲外です。
まとめ
- 第一次検定は年2回(前期・後期)。令和8年度は6月7日と11月15日
- 申込みはインターネットのみ。受検資格はその年度中に17歳以上で、学歴・実務経験は不問
- 受検手数料は6,350円(非課税)+事務手続手数料250円。コンビニ払いは締切の3日前まで
- 令和8年度後期の申込みは終了済み。令和9年度の日程は公式サイトで確認する
よくある質問
Q. 2級管工事の第一次検定は年に何回ありますか?
前期と後期の年2回です。令和8年度は、前期が2026年6月7日、後期が11月15日でした。
Q. 申込みは紙の申込書でもできますか?
第一次検定のみの申込みは、インターネットのみです。紙の申込書の販売はありません。
Q. 受検手数料はいくらですか?
第一次検定は6,350円(非課税)です。インターネット申込では、別に事務手続手数料250円(税込)がかかります。
Q. 申込みに必要なものは何ですか?
住民票コード(11桁。マイナンバーではありません)と、規格に合う顔写真データ(JPEG形式)です。