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試験の基本

1級管工事施工管理技士の第一次検定とは? 解答60問・合格基準・試験時間を整理

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1級管工事施工管理技士の第一次検定は、午前・午後の択一式で必須38問と選択22問の計60問を解答します。試験の形、合格基準、受検資格、合格率を令和8年度の公式資料で確認しました。

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1級管工事施工管理技士の第一次検定は、午前・午後の択一式で必須38問と選択22問の計60問を解答します。試験の形、合格基準、受検資格、合格率を令和8年度の公式資料で確認しました。

この記事の要点

  • 第一次検定は午前・午後のマークシート式。令和8年度は必須38問+選択22問の計60問を解答する
  • 合格は「全体60%以上(36問以上)」かつ「施工管理法(応用能力)50%以上(8問中4問以上)」の両方
  • 受検資格は受検年度中に19歳以上であること。学歴・実務経験は問われない(令和6年度〜)
  • 令和8年度の合格率は39.6%(受検者27,740人・合格者10,979人)。日程・手数料は年度ごとに確認する
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1級管工事施工管理技士の第一次検定は、空調・給排水衛生などの設備工事の施工管理に必要な知識を問う、午前・午後に分けて行われる択一式(マークシート)の試験です。令和8年度は、必須問題38問と選択問題22問の合計60問を解答しました。合格するには、全体の得点が60%以上であることに加えて、施工管理法(応用能力)の得点が50%以上である必要があります。

この記事では、第一次検定がどんな試験なのかを、実施機関の公式資料で確認できた範囲でまとめます。数字は令和8年度(2026年9月6日実施)のものです。日程や手数料は年度ごとに変わるため、受検する年度の案内は全国建設研修センターで確認してください。

第一次検定とは? 誰が実施する試験か

1級管工事施工管理技術検定は、建設業法に基づく国家試験です。国土交通大臣の指定を受けた試験機関である一般財団法人 全国建設研修センターが実施しています(建設業法第27条・第27条の2)。

検定は「第一次検定」と「第二次検定」の2段階です。受検の手引によると、第一次検定の合格者は「1級管工事施工管理技士補」、第二次検定の合格者は「1級管工事施工管理技士」の国家資格を取得できます。

つまり第一次検定は、1級管工事施工管理技士になるための最初の関門です。この段階で合格するだけでも「技士補」という称号が得られます。

試験の形は? 試験時間・問題数・検定科目

令和8年度の受検の手引と合格者の発表資料で確認できた内容は次のとおりです。

項目 内容(令和8年度)
試験日 令和8年9月6日(日)
出題形式 解答はマークシート方式
午前の試験時間 10時00分〜12時30分
午後の試験時間 13時45分〜15時45分
解答する問題数 必須問題38問+選択問題22問=60問(1問1点)
試験地 全国10地区(札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇)
持ち込み 電卓等は使用不可(受検の手引)

注意したいのは、午前と午後の両方を受けることが前提という点です。手引には、午前のみの受検者は欠席扱いになること、午後のみの受検はできないことが書かれています。

検定科目は3つ

手引では、第一次検定の検定科目を次の3つとしています。

検定科目 求められること(手引の検定基準の要旨)
機械工学等 機械工学・衛生工学・電気工学・建築学の一般的な知識、冷暖房・空気調和・給排水衛生などの設備の知識、設計図書の知識
施工管理法 施工計画の作成、工程・品質・安全などの管理方法の知識と、応用能力
法規 建設工事の施工管理に必要な法令に関する一般的な知識

施工管理法の検定基準には「監理技術者補佐として」という表現が使われています。1級は、監理技術者を補佐できる水準の知識と応用能力を確かめる試験だと読めます。

必須問題と選択問題 — 60問の内訳の考え方

合格者の発表資料には「解答する必須問題38問、選択問題22問の合計60問」と書かれています。意味は次のとおりです。

  • 必須問題は、全員が必ず解答する問題です。38問あり、解答する60問の6割あまりを占めます
  • 選択問題は、区分ごとに出題された問題の中から、指定された数を選んで解答する問題です。合わせて22問分を選びます

区分ごとに何問から何問を選ぶのか、指定より多く解答した場合にどう扱われるのかは、試験問題の表紙にある注意書きで確認します。試験問題と正答番号は全国建設研修センターが公表しているので、受検前に一度、注意書きを読んでおくと安心です。この記事では、問題文や選択肢には触れません。

問題数や区分ごとの選ぶ数は、年度で変わることがあります。受検する年度の試験問題の注意書きと合格者の発表資料で確認してください。

合格基準は2つある — 全体60%と応用能力50%

合格基準は、国土交通省が年度ごとに「技術検定の合格基準について」で示します。令和8年度の1級管工事施工管理の第一次検定は、次のとおりです。

基準 内容 令和8年度の問数での目安
全体 得点が60%以上 60問中36問以上の正解
施工管理法(応用能力) 得点が50%以上 8問中4問以上の正解

合格者の発表資料には、1問1点として、全体の得点が60%以上(36問以上正解)かつ施工管理法(応用能力)の8問のうち50%以上(4問以上正解)を合格とする、と書かれています。

どちらか一方だけでは合格になりません。 たとえば全体で36問以上取れても、応用能力が3問以下なら不合格です。受検の手引にも、全体の得点が合格基準以上でも応用能力問題の得点が基準未満の場合は、その旨を付した成績通知になると書かれています。

応用能力の基準は種目によって違います。同じ国土交通省の資料で、管工事の一級は50%、電気通信工事の一級は40%、造園の一級は30%、土木・建築の一級は60%です。管工事の「50%(8問中4問)」を、ほかの種目にそのまま当てはめないでください。

また、国土交通省の資料と受検の手引には「試験の実施状況等を踏まえ、変更する可能性がある」と書かれています。「毎年36問」と決めつけず、受検年度の発表で確認してください。

受検資格は? 19歳以上なら学歴・実務経験は問われない

令和6年度から受検資格が見直され、1級の第一次検定は学歴や実務経験に関係なく、一定の年齢以上であれば受検できるようになりました。令和8年度の手引では、受検資格は「令和8年度中における年齢が19歳以上の者」です(平成20年4月1日に生まれた人も含む)。

第二次検定のほうは、第一次検定などに合格したあとの実務経験が求められます。今年度に第二次検定も受ける人は、申込みのときに「第一次検定・第二次検定」で申し込む必要があります。「第一次検定のみ」で申し込んだ人は、合格しても同じ年度の第二次検定は受けられません。第一次検定に合格した人は、その後は期間や回数の制限なく第二次検定から受検できる、と手引に書かれています。

日程・申込み・手数料(令和8年度)

項目 内容(令和8年度)
申込方法 インターネットのみ
申込期間 5月7日(木)〜5月21日(木)
受検手数料 12,700円(非課税)。インターネット申込は別に事務手続手数料250円
試験日 9月6日(日)
合格発表 10月8日(木)

2026年10月30日時点では、令和9年度の日程は公式サイトに掲載されていません。日程・手数料は年度ごとに変わるので、最新は全国建設研修センターのサイトで確認してください。

合格率はどれくらい? 令和8年度のデータ

全国建設研修センターの発表では、1級管工事の第一次検定の結果は次のとおりです。

年度 受検者数 合格者数 合格率(受検者に対する)
令和8年度 27,740人 10,979人 39.6%
令和7年度 23,826人 9,224人 38.7%

数字は同じ発表資料に載っているものです。受検者数は令和7年度より3,914人増えています。合格率は2人に1人に届かない水準ですから、「全体の36問」と「応用能力の4問」の両方を超える準備が必要です。

勉強の進め方 — 必須の範囲と応用能力を先に固める

60問のうち38問が必須で、そのうち応用能力の8問は、別に4問取らなければならない問題です。勉強は、まず必須問題の範囲と応用能力の答え方から固めるのが効率的です。選択問題は選ぶ数が決まっているので、得意な区分を選んで取りに行けます。

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なお、この講座が対応しているのは第一次検定のみで、第二次検定(経験記述・記述式)には対応していません。

よくある質問

Q. 午後だけ受検することはできますか?

できません。受検の手引では、午後のみの受検はできないと書かれています。午前のみで帰った場合は欠席扱いです。

Q. 第一次検定に合格すると何と名乗れますか?

「1級管工事施工管理技士補」と称することができます。第二次検定に合格すると「1級管工事施工管理技士」になります。

Q. 学歴や実務経験がなくても受検できますか?

はい。令和8年度の手引では、年度中に19歳以上であることが受検資格です。

Q. 試験問題は見られますか?

全国建設研修センターが、試験問題と正答番号を試験の翌日から1年間公表しています(令和8年度の第一次検定は令和8年9月7日から1年間)。

まとめ

  • 第一次検定は午前・午後のマークシート式。令和8年度は必須38問+選択22問の60問を解答した
  • 合格には全体60%以上(36問以上)と応用能力50%以上(8問中4問以上)の両方が必要
  • 受検資格は年度中に19歳以上。午前のみ・午後のみの受検はできない
  • 日程・手数料・問数は年度ごとに変わるため、受検する年度の手引で確認する

第一次検定は「全体36問」と「応用能力4問」の2つの数字が土台です。まず試験の形と合格基準を押さえて、必須の範囲から固めましょう。

参考にした情報

記事の内容は、記載の日付時点で確認した情報にもとづいています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。内容に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。

2026年10月30日約9分で読めます
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