アプリで今すぐ学習
ブログ一覧へ戻る
試験の基礎

介護福祉士のパート合格とは? 免除はいつまで・一部パートだけ受ける条件を整理

公開

介護福祉士国家試験のパート合格を、試験センターの案内で整理。A・B・Cの3パート、合格したパートの有効期間(翌々年の試験まで)、一部パートだけ受験できる人と全パート受験になる人の条件が分かります。

トーレス先生
トーレス

介護福祉士国家試験のパート合格を、試験センターの案内で整理。A・B・Cの3パート、合格したパートの有効期間(翌々年の試験まで)、一部パートだけ受験できる人と全パート受験になる人の条件が分かります。

この記事の要点

  • パート合格は、試験をA・B・Cの3パートに分けて判定し、合格したパートを次の試験以降に免除するしくみ(第38回から)
  • 有効期間は「パート合格した試験の翌々年まで」。使えるのは第38回以降の結果で、第37回以前の結果は対象外
  • 第39回で一部パートだけ受験できるのは、第38回でパート合格した人。初めての人などは全パート受験
  • 再受験は「全パート」か「不合格パートすべて」の二択。不合格パートの一部だけは選べず、申込み後の変更もできない
目次▾
AI講師トーレス
月額・年額プラン・いつでも解約OK

AI講師トーレスと、合格まで最短で。

ハイクオリティの授業動画で合格レベルまで。演習で解き方を固め、つまずいたところはAI講師が支えます。 読む教材と確認問題まで、ひととおり揃っています。

介護福祉士国家試験の「パート合格」は、試験を3つのパートに分けて合否を判定し、合格したパートを次回以降の受験から免除するしくみです。この記事では、免除はいつまで続くのか、一部のパートだけ受けられるのはどんな人かを、試験を実施している社会福祉振興・試験センターの案内(2026年10月23日に確認)にそって整理します。

介護福祉士のパート合格とは?

試験センターの案内によると、パート合格は、試験科目を3つのパートに分け、複数の科目をまとめて合否を判定するしくみです。一定の合格基準に達したパートは、翌年・翌々年まで、そのパートの受験が免除されます。

3つのパートと配点は次のとおりです(1問1点、125点満点)。

パート 内容のまとまり 配点
A 人間の尊厳と自立・介護の基本、社会の理解、人間関係とコミュニケーション、生活支援技術 60点
B こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア 45点
C 介護過程、総合問題 20点

試験全体の形は、介護福祉士国家試験とはの記事で整理しています。

パート合格は「1回の試験で全部合格しなくても、合格したパートの成果を持ち越せる」しくみです。ただし、持ち越せる期間には限りがあります。

パート合格の免除はいつまで有効?

合格基準のページには、パート合格は「パート合格した試験の翌々年まで有効」と書かれています。

たとえば、ある回でAパートに合格したとします。その合格は、その試験の翌年と翌々年の試験まで使えます。期間が過ぎたパートは、もう免除されません。

使える結果にも条件があります。

項目 内容
パートでの受験に使える結果 第38回以降の試験結果
対象外の結果 第37回以前の試験結果(パートでの受験はできない)
パートを選んで申し込める人(第39回) 第38回試験でパート合格に該当した人

試験日程と申込みの流れは、第39回の試験日程の記事で確認できます。

全パート受験になる人と、一部パートだけ受けられる人の違いは?

第39回(令和8年度)の受験では、次のように分かれます。

受験者 受験のしかた
初めて受験する人 全パートを受験する
第38回で合格したパートがなかった人 全パートを受験する
前回の受験が第37回(2025年1月実施)以前の人 全パートを受験する
第38回でパート合格した人 「全パート」か「不合格パートのみ」を選べる

選ぶときの決まりは3つあります。

  1. すでに合格したパートを含めて、全パートを受験してもよい
  2. 不合格のパートだけを受験してもよい
  3. 不合格パートの一部だけを受験することはできない(不合格のパートが2つあれば、その2つとも受ける)

さらに、申込みをしたあとで、選んだパートを変更することはできません。

「Bパートだけ苦手だから、不合格だったBとCのうちBだけ受ける」という選び方はできません。不合格パートは、まとめて受験します。

自分がどのパートに合格しているか分からない場合は、試験センターに問い合わせるように案内されています。

パートごとの合格の決まり方は?

合格基準のページでは、受験のしかたごとに判定が分かれています。

受験のしかた 合格の決まり方
全パートを受験した人 次の①か②のどちらかを満たす
一部のパートだけ受験した人 受験したパートごとに、そのパートの基準を満たす

全パートを受験した人の①と②は、次のとおりです。

  1. 総得点が合格基準点以上で、かつ11の科目群のすべてで得点がある(合格基準点は、総得点の約60%を基準に、問題の難易度で補正した点数)
  2. パートごとに、割り当てられた点数以上で、かつそのパートの全科目群で得点がある

①を満たさなくても、②でパートごとに合格になる場合があります。これがパート合格の入り口です。②の点数は、全受験者の各パートの平均得点の比率で、全体の合格基準点を按分して求めます。そのため、毎回の試験のあとに決まります。事前に「何点取れば合格」とは言えない点に注意してください。

一部のパートだけ受験した人は、受験したパートのすべてで基準を満たせば合格者となります。ただし、パート合格の有効期間内の人に限られます。

なお、②と一部パート受験の規定は、第39回から適用されます。

どの判定でも「科目群のすべてで得点がある」ことが条件に入っています。得意な科目群で点を稼いでも、1つの科目群が0点だと、そのパートも総合判定も合格になりません。

パート合格を活かす学習の進め方は?

免除の期限と、受けるパートの選び方を、受験前に整理しておくことが大切です。申込みのあとでパートを変えられないため、手元の合否の記録と照らして決めます。

パート合格があると、「全部を一度に仕上げなくてもよい」と考えがちです。ただ、免除には期限があるので、次のように進めると安心です。

  • 初めての受験では、全パートを受ける前提で、11の科目群すべてに触れておく
  • 合格したパートがあっても、期限(翌々年の試験まで)を手帳やカレンダーに書いておく
  • 不合格パートを受けるときも、そのパートの全科目群で得点が取れるように、苦手な科目群を残さない
  • 免除期間が終わりそうなときは、全パート受験に切り替えるかどうかも考える

資格のエアポートの介護福祉士講座は、筆記試験の対策講座です。11の科目群を76本の授業で扱うので、パートごとに復習する授業を選べます。実技試験・介護技術講習・実務者研修は、講座の範囲に入っていません。料金は月額2,484円〜(年額プラン29,800円・一括払いの月あたり。月額プランは3,980円)です。

よくある質問

Q. パート合格は、いつから始まったしくみですか?

第38回の試験から始まりました。第37回以前の結果は、パートでの受験には使えません。

Q. 合格したパートの免除は何年続きますか?

パート合格した試験の翌々年の試験まで有効です。つまり、翌年と翌々年の試験が対象です。

Q. 不合格のパートのうち、1つだけ受験できますか?

できません。不合格パートの一部だけを受験することは認められていません。不合格のパートは、まとめて受験します。

Q. 申込みのあとで、受けるパートを変えられますか?

申込み後は、選んだパートを変更できません。申込み前に、自分の合格状況と受けるパートを確認してください。

まとめ

  • パート合格は、A・B・Cの3パートで判定し、合格したパートを次回以降に免除するしくみ
  • 有効期間は、パート合格した試験の翌々年の試験まで。第37回以前の結果は対象外
  • 第39回では、第38回でパート合格した人だけが「不合格パートのみ」を選べる。初めての人は全パート受験
  • 不合格パートの一部だけを受けることや、申込み後の変更はできない
  • 制度は変わりうるので、申込み前に試験センターの最新の案内を確認する

参考にした情報

記事の内容は、記載の日付時点で確認した情報にもとづいています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。内容に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。

2026年10月23日約7分で読めます
介護福祉士国家試験パート合格受験免除第39回
AI講師トーレス
月額・年額プラン・いつでも解約OK

AI講師トーレスと、合格まで最短で。

ハイクオリティの授業動画で合格レベルまで。演習で解き方を固め、つまずいたところはAI講師が支えます。 読む教材と確認問題まで、ひととおり揃っています。

関連記事