技術士第一次試験は年に1回、11月に行われる試験です。令和8年度は2026年11月22日(日)に実施され、申込みはその約5か月前の6月に終わっています。つまり、受けたい年の試験に間に合わせるには、試験の半年近く前に申し込む必要があります。この記事では、令和8年度の案内をもとに、試験日・申込期間・受験手数料・合格発表の時期と、申込みで迷いやすい点を整理します。
技術士第一次試験の日程は? 令和8年度の一覧
令和8年度の日程は、日本技術士会の案内で次のとおりです(2026年10月22日に確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年11月22日(日) |
| 受験申込書の配布 | 6月5日(金)〜6月24日(水) |
| 申込受付(Web) | 6月10日(水)9時〜6月23日(火)17時 |
| 申込受付(郵送) | 6月10日(水)〜6月24日(水)(24日の消印まで有効) |
| 受験手数料 | 13,000円 |
| 合格発表 | 令和9年2月(正確な日は案内に記載なし) |
試験の時間帯や会場は、案内では「受験者に別途通知」とされています。申し込むときに試験を受ける地域(都道府県)を選ぶ形で、会場の詳細は後から通知されます。
日程や手数料は年度ごとに変わる可能性があります。ここに書いたのは令和8年度の案内の内容です。令和9年度以降に受けるときは、必ずその年度の日本技術士会の案内で確かめてください。
申込みはいつ? なぜ試験の5か月前なのか
令和8年度の場合、申込受付は6月10日から6月24日までの約2週間でした。試験日が11月22日なので、申込期間が終わってから試験まで5か月ほどあります。
「11月の試験なのに、もう申込みが終わっている」という状況は、初めて受ける人がつまずきやすい点です。秋に「来年受けよう」と決めた場合は、次の流れで考えると見通しが立ちます。
- 今から翌年の5月ごろまで: 基礎科目・適性科目・専門科目の学習を進める時間にあてる
- 翌年の春〜6月ごろ: 日本技術士会のサイトで、その年度の実施案内が出ているかを確認する
- 申込期間(令和8年度の実績では6月の約2週間): 忘れずに申し込む
- 11月: 試験
令和9年度の日程は、この記事を書いた時点では確認できていません。令和8年度の実績から「例年6月ごろに申込み、11月に試験」と見込むことはできますが、決まった日付として扱わず、案内が出たら公式サイトで確かめてください。
申込みの方法は? Webと郵送
令和8年度は、Webでの申込みと、郵送での申込みの両方が用意されていました。
- Web申込み: 6月10日9時〜6月23日17時。郵送より締切が1日早く、時刻も区切られている
- 郵送申込み: 6月10日〜6月24日。24日の消印まで有効
締切の扱いが違う点に注意が必要です。Webは「23日の17時」、郵送は「24日の消印」です。ぎりぎりに申し込むと、時刻の違いで間に合わなくなるおそれがあります。余裕をもって、期間の前半に済ませるのが安全です。
申込みには、受験申込書(全部門共通)、写真(申込日前6か月以内に撮影した縦4.5cm×横3.5cm)などが必要です。申込書は日本技術士会のサイトで配布され、冊子版は日本技術士会に請求して受け取ります。請求するときは、返信用の封筒と、枚数に応じた切手(1セットなら180円など)が必要とされています。手数料の支払い方法など、案内で確認できなかった細かな手続きは、申込みの前に必ず公式の案内を読んでください。
受験手数料はいくら?
令和8年度の受験手数料は13,000円です。部門ごとの違いは案内に書かれておらず、どの部門を選んでも同じ金額です。
受験資格はある? 申込みで準備するもの
技術士第一次試験には、年齢・学歴・業務経験による受験資格の制限がありません。大学生でも社会人でも、実務経験がなくても申し込めます。
ただし、技術士法施行規則第6条に当たる人は、その事情を証明する書類を提出する必要があると案内されています。自分が当てはまるかどうか分からないときは、申込みの前に案内の注意書きを読み、不安があれば日本技術士会に問い合わせてください。
部門はどう選ぶ?
申込みのときは、20ある技術部門から受験する部門を1つ選びます。基礎科目と適性科目はどの部門でも共通の内容で、部門によって変わるのは専門科目です。土木・建設系の人が多く選ぶ建設部門の専門科目は、35問から25問を選んで解答します。
なお、当サイトの技術士第一次試験(建設部門)講座は、専門科目が建設部門だけに対応しています。ほかの部門の専門科目には対応していない点にご注意ください。
合格発表と、その後の流れ
合格発表は、令和9年2月の予定です。案内では、合格者の氏名が公表され、合格者には合格証が送られるとされています。
試験の形(3科目・択一式・各科目50%以上で合格)は、技術士第一次試験とは? 科目・時間・配点・合格基準を建設部門で解説で整理しています。日程とあわせて読むと、受験までの全体像がつかめます。
日程から逆算した学習の進め方
申込みが6月、試験が11月という流れは、学習計画にも影響します。
- 申込前に学習を始めておく: 申込みの時点で、すでに3科目の学習が始まっているのが理想です
- 過去問題を見て試験の形をつかむ: 日本技術士会のサイトで、令和7年度から平成23年度までの過去問題がPDFで公開されています。申込みを決める前に、どんな問題が出るかを一度見ておくと、準備の量を見積もれます
- 試験日から逆算する: 11月22日の試験に向けて、直前期に総点検の時間を確保できるよう、夏までに一通り学習を終えるのが目安です
講座で学習を進める場合は、授業を通して3科目の範囲を確認できます。技術士第一次試験(建設部門)講座のページで、授業の一覧と料金を確認できます。
よくある質問
Q. 技術士第一次試験は年に何回ありますか?
年1回です。令和8年度は2026年11月22日(日)に行われます。
Q. 11月の試験なのに、申込みはいつですか?
令和8年度は6月10日〜24日でした。試験日の約5か月前に締め切られます。
Q. 受験手数料はいくらですか?
令和8年度は13,000円です。年度ごとに変わる可能性があるため、受けるときの案内で確かめてください。
Q. 受験資格はありますか?
年齢・学歴・業務経験による制限はありません。大学生や実務経験のない人も受けられます。
まとめ
- 技術士第一次試験は年1回。令和8年度は2026年11月22日(日)
- 申込みは試験の約5か月前の6月(令和8年度は6月10日〜24日)。Webは23日17時、郵送は24日消印まで
- 受験手数料は13,000円。受験資格に制限はない
- 合格発表は令和9年2月の予定
- 来年受けるなら、年明けから公式の案内を見て、申込期間を逃さないようにする
日程で一番大切なのは「申込みが試験の半年近く前にある」ことです。令和9年度の日付は案内が出てから公式サイトで確かめ、申込期間を逃さないように準備を進めましょう。

