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試験の基礎

技術士第一次試験とは? 科目・時間・配点・合格基準を建設部門で解説

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技術士第一次試験は基礎・適性・専門の3科目を1日で受ける択一式の試験です。令和8年度の試験日・手数料、科目ごとの時間と配点、各科目50%以上という合格基準、令和7年度の建設部門の合格率を公式資料で整理しました。

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技術士第一次試験は基礎・適性・専門の3科目を1日で受ける択一式の試験です。令和8年度の試験日・手数料、科目ごとの時間と配点、各科目50%以上という合格基準、令和7年度の建設部門の合格率を公式資料で整理しました。

この記事の要点

  • 試験は基礎・適性・専門の3科目で、全科目が択一式。受験資格に年齢・学歴・業務経験の制限はない
  • 配点は基礎15点・適性15点・専門50点。建設部門の専門科目は35問から25問を選んで解答する
  • 合格基準は3科目それぞれ50%以上の得点。合計点の基準はなく、1科目でも届かなければ不合格
  • 令和8年度の試験日は2026年11月22日(日)、受験手数料は13,000円(日本技術士会の案内)
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技術士第一次試験は、基礎科目・適性科目・専門科目の3科目を、すべて択一式で受ける試験です。合格の条件は、3科目それぞれで50%以上の得点を取ること。年齢・学歴・業務経験による受験資格の制限はありません。ここでは、これから受ける人が最初に知っておきたい試験の形を、建設部門を例に整理します。

技術士第一次試験とは? 何を確かめる試験か

技術士第一次試験は、技術士になるための最初の関門にあたる試験です。文部科学省の実施大綱では、次の3つを備えているかを判定する試験と位置づけられています。

  • 技術士になるのに必要な、科学技術全般にわたる基礎的な学識
  • 技術士法第4章(技術士等の義務)の規定を守るための適性
  • 技術士補になるのに必要な、技術部門についての専門的な学識

第一次試験は、機械部門から原子力・放射線部門まで20の技術部門ごとに実施されます。受験者は申込みのときに部門を1つ選びます。この記事では、土木系の人が多く受ける建設部門(日本技術士会の部門番号は09)を取り上げます。

3科目の時間・配点・問題数

3科目の形は次のとおりです。時間と配点は実施大綱、問題数と選択数は日本技術士会が公開している令和7年度の過去問題の表紙で確認しました。

科目 何を問うか 解答時間 配点 問題数(令和7年度)
基礎科目 科学技術全般の基礎知識 1時間 15点満点 5つの群から各6問ずつ出題され、各群3問を選んで計15問に解答
適性科目 技術士法第4章の規定を守る適性 1時間 15点満点 15問すべてに解答
専門科目(建設部門) 技術部門の基礎知識・専門知識 2時間 50点満点 35問から25問を選んで解答

全科目が択一式で、基礎科目と専門科目の程度は「4年制大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度」とされています。基礎科目の5つの群は、設計・計画、情報・論理、解析、材料・化学・バイオ、環境・エネルギー・技術です。

基礎科目と専門科目は「選んで解答する」形式です。得意な分野で点を取り、苦手な分野を避ける作戦が立てられます。ただし基礎科目は、5群のそれぞれから3問ずつ選ぶ決まりです。群を丸ごと捨てることはできません。

合格基準は「3科目それぞれ50%以上」

合格基準は、文部科学省がその年度の「技術士試験合否決定基準」で定めます。令和8年度の第一次試験は、基礎科目・適性科目・専門科目の各科目で50%以上の得点です。

ここで大切なのは、合計点の基準がないことです。基礎と適性で満点近くを取っても、専門が50%に届かなければ不合格になります。

科目 満点 50%の点 合格に必要な得点
基礎科目 15点 7.5点 8点以上(8問以上の正解)
適性科目 15点 7.5点 8点以上(8問以上の正解)
専門科目 50点 25点 1問2点のため26点以上(13問以上の正解)

基礎・適性は1問1点なので、7.5点を超える8点が必要です。専門は1問2点なので、25点はつくれず、26点以上が実質の必要得点になります。

合格基準は年度ごとに文部科学省が決めます。必ず受験する年度の合否決定基準を確かめてください。この記事の数字は令和8年度の基準にもとづいています。

令和8年度の試験日・申込み・手数料

日本技術士会の案内(令和8年度)では、次のとおりです。

項目 内容
試験日 2026年11月22日(日)
受験資格 年齢、学歴、業務経験等による制限はない
受験手数料 13,000円
申込み 受付期間は6月10日〜6月24日(WEB受付は6月23日17時まで)。令和8年度の申込みはすでに終了
合格証 令和9年2月に送付

試験の日程や手数料は年度ごとに変わります。次の年度に受けるときは、日本技術士会のサイトで最新の案内を確認してください。令和8年度の試験の詳細な時刻は、受験者に別途通知されます。

合格率はどれくらい? 令和7年度の統計

日本技術士会が公表している令和7年度の統計は次のとおりです。合格率は「受験者に対する合格者の割合」です。

区分 受験申込者数 受験者数 合格者数 合格率
全部門の計 22,756人 17,013人 5,754人 33.8%
建設部門 11,966人 8,905人 2,950人 33.1%

建設部門は受験者がもっとも多い部門で、全体の受験者の半分を超えます。合格率は部門ごとに差があるため、他の部門の数字をそのまま建設部門に当てはめないようにします。

過去問題は日本技術士会のサイトで公開されている

過去の問題は、日本技術士会のサイトでPDFとして公開されています。令和7年度から平成23年度までの15年度分が、基礎科目・適性科目・専門科目(20部門)の区分で掲載されています。著作権の関係で、一部を省略または改変した問題があると注記されています。学習のはじめに、実際の問題の形(問題文の長さ、選択肢の作り、図表の出し方)を一度見ておくと、3科目の勉強の見通しが立ちます。

建設部門の受験者はどう進めるか

3科目をバランスよく仕上げることが、この試験の基本です。進め方のイメージは次のとおりです。

  1. まず試験の形をつかむ。 3科目の問題数・配点・合格ラインを頭に入れる(この記事の表)
  2. 適性科目は技術士法第4章から。 15問すべてに解答するので、条文の理解がそのまま得点になる
  3. 基礎科目は5群すべてに触れる。 各群3問ずつ選ぶため、どの群にも取れる論点をつくる
  4. 専門科目は得意分野を中心に。 35問から25問を選べるので、自分に合う分野を決めて固める

技術士第一次試験(建設部門)講座では、基礎科目・適性科目と、建設部門の専門科目(土質及び基礎、構造力学、コンクリート、水理学、都市計画、施工計画など)を授業で学べます。基礎科目と適性科目は全部門共通ですが、専門科目の授業は建設部門だけが対象です。ほかの部門の専門科目には対応していません。

よくある質問

Q. 技術士第一次試験に受験資格はありますか。

年齢、学歴、業務経験等による制限はありません(日本技術士会の令和8年度の案内)。学生でも社会人でも受験できます。

Q. 合計点が高ければ合格できますか。

できません。基礎・適性・専門の各科目で50%以上が必要で、合計点の基準はありません。

Q. 試験は年に何回ありますか。

令和8年度は11月22日(日)の実施です。日程は年度ごとに公表されるので、最新の案内で確認してください。

Q. 過去問題はどこで見られますか。

日本技術士会のサイトで、平成23年度から令和7年度までの問題が公開されています。

まとめ

  • 技術士第一次試験は、基礎・適性・専門の3科目を択一式で受ける試験
  • 配点は基礎15点・適性15点・専門50点。建設部門の専門は35問から25問を選ぶ
  • 合格基準は各科目50%以上。1科目でも届かなければ不合格
  • 令和7年度の建設部門の合格率は33.1%(受験者に対する割合)
  • 試験日や手数料は年度ごとに変わる。受験する年度の公式案内で確かめる

3科目に穴をつくらないことが、合格への近道です。まずは科目ごとの合格ラインを確認し、足りない科目から手を付けましょう。

参考にした情報

記事の内容は、記載の日付時点で確認した情報にもとづいています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。内容に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。

2026年10月19日約7分で読めます
技術士第一次試験建設部門基礎科目適性科目専門科目合格基準
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